ベアメタルからクラウドへ:クラウドの定義 2

Auto Draft

昨日はクラウドの5つの必須条件について紹介しました。本日は昨日のクラウドの定義に続き、クラウドサービスの3つのサービスモデルについて紹介します。

目次

サービスモデル

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クラウドのサービスモデルは主に3つの種類に分けられます。

  • 基礎設施即服務 (Infrastructure as a Service)
  • 平台即服務 (Platform as a Service)
  • 軟體即服務 (Software as a Service)

これからの紹介では、これらをIaaS、PaaS、SaaSと略称します。ここでは、以下の内容を引用します。中興大学シニア学習ネットワークの翻訳

IaaS

「Infrastructure as a Service(IaaS:インフラストラクチャ・アズ・ア・サービス)」は、仮想化されたハードウェアリソースと関連する管理機能の集合体です。仮想化技術を通じて、コンピューティング、ストレージ、ネットワークなどのリソースを抽象化し、内部プロセスの自動化とリソース管理の最適化を実現することで、外部に対して動的で柔軟なインフラサービスを提供します。このレイヤーの利用者は、処理能力、ストレージ容量、ネットワークコンポーネント、ミドルウェアなどの「基礎的なコンピューティングリソース」を使用し、OS、ストレージ、デプロイされたアプリケーション、ファイアウォール、ロードバランサーなどを制御できます。ただし、クラウドの基盤となるインフラ自体を制御するのではなく、IaaSが提供する便利なサービスを直接利用する形となります。

大手クラウドサービスプロバイダーを例に挙げると、以下のサービスはすべてIaaSの範疇に含まれます。

  • AWS: EC2, VPC
  • GCP: GCE
  • Azure: VM, ブロックストレージ

PaaS

「Platform as a Service(PaaS:プラットフォーム・アズ・ア・サービス)」は、クラウドアプリケーションの開発、実行、管理、監視のための環境を提供するもので、最適化された「クラウドミドルウェア」と言えます。優れたプラットフォーム層の設計は、クラウドの拡張性、可用性、セキュリティなどの要件を満たすことができます。このレイヤーの利用者は、プラットフォームプロバイダーが提供する開発ツールを使用して、自身のアプリケーションをクラウドインフラ上に構築できます。アプリケーションの実行環境を制御(ホストの一部制御権も保持)できますが、OS、ハードウェア、または稼働しているネットワークインフラを制御することはありません。

よく耳にするKubernetesは、おおよそPaaS(Container as a Service)に分類されます。データベースなどの各種マネージドサービスも同様です。

大手クラウドサービスプロバイダーを例に挙げると、以下のサービスはすべてPaaSの範疇に含まれます。

  • AWS: EKS, RDS
  • GCP: GKE, Cloud SQL
  • Azure: AKS, SQL

SaaS

「Software as a Service(SaaS:ソフトウェア・アズ・ア・サービス)」は、ソフトウェアの集合体です。これらのアプリケーションは、インフラ層が提供するリソースやプラットフォーム層が提供する環境の上に構築され、ネットワークを通じてユーザーに提供されます。このレイヤーで提供されるアプリケーションは、ユーザーが多様なネットワーク接続デバイス(端末)を通じてサービスを利用でき、ブラウザやネットワークインターフェースを開くだけで済みます。ソフトウェアのインストールやアップグレードを心配する必要はなく、ソフトウェアライセンスを一括で購入する必要もありません。実際の使用状況に応じて料金を支払います。また、アプリケーション開発者にとっては、ネットワーク、サーバー、OS、ストレージなどの基盤となるクラウドインフラを管理・制御することなく、ソフトウェアのデプロイやアップグレードを簡単に行うことができます。

基本的に、ほとんどのユーザーが利用しているクラウドサービスはSaaSに属します。インターネット接続インターフェースを通じて利用されるソフトウェアサービスは、基本的にすべてSaaSの範疇に入ります。

以下にSaaSの例をいくつか挙げます:

  • Gmail
  • Google ドライブ
  • OneDrive

以上がクラウドサービスの3つのサービスモデルです。

まとめ

今回は読者の皆様にクラウドサービスの3つのサービスモデルを紹介しました。必須特性に比べるとより具体的で、多くの実例を挙げることができました。

明日はクラウドサービスのデプロイメントモデルについてご紹介します。ぜひご期待ください。


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